神戸 勝てば突破も1次L初黒星 浦項相手に先制許し佐々木のPK決まるも1-3 切り替えて8日湘南戦へ

 「ACLE・1次リーグ、浦項3-1神戸」(3日、浦項)

 東地区の1次リーグ第6戦が行われ、横浜MはMF井上健太(26)が2ゴールを挙げ、敵地でセントラルコースト(オーストラリア)に4-0で快勝し、勝ち点13に伸ばした。神戸はアウェーで浦項(韓国)に1-3で敗れ、4勝1分け1敗となり勝ち点13のまま。浦項は同9。1次リーグは東西12チームずつに分かれて争い、各8位までが決勝トーナメントに進む。

 勝てば1次リーグ突破が決まった神戸は、低調な立ち上がりが響いた。連覇がかかるJ1の最終節を8日に控え、メンバーを落としながらも「Jリーグのことを考えず集中する」(吉田監督)と臨んだが、敵地の一戦で勢いは出なかった。

 前半10分過ぎ、相手のパスを日高がカットしたボールがGKオビへと転がると一度足元に収めてからキャッチ。これがバックパスの反則と判定され、間接FKから先制を許す。7分後には2点目を失った。佐々木のPKで1点を返したものの、試合終盤に追加点を許して勝ち点を逃した。

 それでも決勝トーナメント進出へ優位な状況は変わらず。指揮官が「今季はチームみんなで戦ってきている」と話すように、控え中心のメンバーでもACLEで好結果を残してきた。この黒星を引きずらず、切り替えて8日の湘南戦に臨む。

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