横浜M セントラルコーストに快勝!1次L突破へ大前進 古巣相手の勝利にハッチンソン監督「指導者として思い出のひとつに」
「ACLE・1次リーグ、セントラルコースト0-4横浜M」(3日、ゴスフォード)
東地区の1次リーグ第6戦が行われ、横浜MはMF井上健太(26)が2ゴールを挙げ、敵地でセントラルコースト(オーストラリア)に4-0で快勝し、勝ち点13に伸ばした。神戸はアウェーで浦項(韓国)に1-3で敗れ、4勝1分け1敗となり勝ち点13のまま。浦項は同9。1次リーグは東西12チームずつに分かれて争い、各8位までが決勝トーナメントに進む。
強行日程にも自慢の攻撃力は陰りを見せず。横浜Mがセントラルコースト(オーストラリア)に快勝し、1次リーグ突破を大きくたぐり寄せた。
11月30日の湘南戦から長距離移動を含む中2日の試合。それでも前半6分に「今日は(プレーの)質にこだわった」というFW井上が左サイドからドリブルでカットインし、右足シュートをたたき込んで先制。同30分には、ゴール前のこぼれ球を井上が流し込む追加点で試合の主導権を握った。
さらに前半36分には、FWアンデルソンロペスが公式戦6試合連続となる得点を挙げ、後半25分にはMF天野が直接FKを決めてダメ押し。この勝利で4勝1分け1敗として、1次リーグ突破へ前進した。
選手、指導者で12年間を過ごした古巣が相手とあって、「間違いなく今日の勝利は、指導者として思い出のひとつとなった」とハッチンソン監督は感慨深げ。2得点の井上も「自分のポジションは結果を残すことが大事。勝利に貢献できて良かった」と話し、最高の形で今年最後のACLEの戦いを締めくくった。