賀川浩さん死去、99歳 サッカー記者の草分け的存在

 国内外のサッカーを長年取材し、日本のサッカー記者の草分け的存在だった賀川浩(かがわ・ひろし)さんが5日午前、老衰のため神戸市の病院で死去した。99歳。神戸市出身。

 1952年に産経新聞社に入社。サンケイスポーツ(大阪)で編集局長などを歴任し、定年退職後にフリーとなった。日本サッカー発展への功績が認められ、2010年に日本サッカー殿堂入り。15年には国際サッカー連盟(FIFA)会長賞を日本人で初受賞した。ワールドカップ(W杯)は14年ブラジル大会まで計10度取材した。

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