J1 逆転V目指す町田は2点ビハインドで後半へ 敵地が異様な雰囲気に 両チームの選手が一触即発のシーンも 3失点の苦しい展開
「明治安田J1、鹿島-町田」(8日、カシマスタジアム)
逆転Vを目指す町田は前半15分で2点のビハインドを背負う苦しい立ち上がりとなった。1点を返したものの前半ATに3失点目を喫し、2点を追う展開で折り返した。
前半6分に鹿島の師岡が左サイドから左足でゴールを決められると、同15分には樋口にゴールを奪われいきなり2点のビハインドを背負った。
鹿島スタジアムは完全アウェーの状態になっており、町田の選手が倒れると強烈なブーイングがわき起こるなど異様な雰囲気に。黒田監督は前日に「十分、(逆転Vは)起こりうるシチュエーションだと思う。だからこそ、道が開けると信じて選手にはやってほしい」と語っていた。
それでも選手達は気落ちすること無く、前半23分にセットプレーから下田がゴールを決めて1点を返した。さらに前半25分にはゴール前でエリキが繰り出したオーバーヘッドが鹿島の選手の頭に当たり、直後には両チームの選手がもみ合いになるシーンもあった。
前半ATには鈴木に独走を許してゴールを決められ再び2点ビハインドの展開に。逆転Vには勝利が絶対条件の中、厳しい前半となった。
2位の広島はG大阪に先制を許し、神戸の連覇を阻止しようとする2チームが苦しい立ち上がりとなった。





