J1・広島 久保副社長が新社長に就任「常に優勝争いができるチームづくりが求められる」今季は2位でフィニッシュ

 J1・広島は9日、久保雅義代表取締役副社長(51)が代表取締役社長に就任することを発表した。

 久保新代表取締役社長は広島県出身で2012年にサンフレッチェ広島に入社。企画広報部長や営業部長などを歴任し、20年12月に取締役就任。24年10月に代表取締役副社長に就いていた。

 広島は8日にシーズン最終戦が行われ、スキッベ体制3年目の今季は2位でフィニッシュ。2年連続3位から一つ順位を上げていた。今年2月には新スタジアムが広島市内中心部に完成し、クラブの売り上げは前年比で約1・8倍となっていた。

 久保新代表取締役社長のコメントは以下の通り。

 「このたび、代表取締役社長に就任いたしました久保雅義でございます。サンフレッチェファミリーの皆さま、株主、パートナー企業の皆さま、日頃より温かいご支援、ご声援を賜り誠にありがとうございます。2024年2月に、夢であったまちなかスタジアム『エディオンピースウイング広島』が開業いたしました。試合日にはスタジアム界隈の町並みが紫のユニホームであふれる光景を目のあたりにし、夢見ていた風景に心躍りました。

 新スタジアム開業から1年が過ぎ新たに2年目を迎えます。就任に伴い、大きな責任と共にやりがいを感じております。わたしは2012年の初優勝の年に入社し、その時の感動を今でも覚えております。当時に比べ、クラブはビッククラブと呼ばれてもおかしくない規模となりました。常に優勝争いができるチームづくり、フロントとしてはそれを担うだけの事業拡大が求められます。

 新スタジアムが開業したことでクラブは大きく躍進いたしました。今までサンフレッチェ広島に携わっていただいた偉大な先人の皆さまが培ってきたこと、そしてクラブ理念を大事に今後は事業拡大へ向けて常にチャレンジをし、新たな取り組みをしていきたいと考えております。

 チーム、フロントスタッフの力を一つにサンフレッチェ広島の更なる発展、そして地域の皆様に愛されるクラブを目指し邁進して参ります。引き続きご支援、ご声援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます」

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