なでしこジャパン、ニルス・ニールセン新監督、世界一奪還宣言「日本が世界のトップに返り咲くことを目指す」
サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の新監督に就任したニルス・ニールセン氏(53)が18日、都内で、会見を開き「日本のチームが世界のトップに返り咲くことを目指しています。それだけのタレントがそろっていますから可能だと思っている。そのためにハードワーク、選手とコミュニケーションをとって実現していきたい」と意気込んだ。
会見冒頭のあいさつでグリーンランド生まれであることを明かしたニールセン氏。「なでしこジャパン」にとって史上初の外国人監督となる。これまではスイス、デンマークで指揮を執った経験があるが、その際もなでしこジャパンのサッカーに刺激を受けていたといい「あのプレースタイルを自分の担当しているチームでできないか、自分の関わったチームで模索するようにもなりました」と明かした。
直近の23年W杯、今夏のパリ五輪ではともにベスト8に終わったなでしこジャパン。11年W杯以来の世界一奪還を目指す。佐々木則夫女子委員長は「ぜひ成功してほしいという人間味のあるすばらしい方と出会うことができました。ぜひニールセンさんに、なでしこを率いてもらってチャンピオンになってほしいと、オファーをさせていただきました」と力強く語った。