ニールセン新監督 なでしこ指揮は「本当にうれしく思った」「日本が世界のトップに返り咲く」
サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のニルス・ニールセン新監督(53)が18日、都内で就任会見に臨み、11年ドイツW杯以来の世界一奪還を宣言した。女子日本代表で史上初となる外国人監督は言語の壁を越えて、日本人選手とのコミュニケーションを重要視することを強調。目指すサッカー像には、勇気と自信を持ったアグレッシブなサッカーを挙げた。新指揮官の初陣は、来年2月に米国で開催される国際親善大会「シービリーブスカップ」となる。以下、ニールセン新監督との一問一答。
◇ ◇
-まずはあいさつを
「この素晴らしいチームに合流してほしいと知らせを受けた時に、本当にうれしく思った。月曜日に初めて日本に来て、空港を1歩出た途端、なんて素晴らしい国なんだろうと感銘を受けました」
-目標は
「日本が世界のトップに返り咲くことを目指す。それだけのタレントがそろっているから可能だと思う」
-世界一奪還へ最も重視するものは
「世界一を達成したいという思い。失敗したら嫌だというのではなくて、本当にそれを取りに行くんだという強い気持ち」
-マンチェスターCのテクニカルダイレクターだった時、契約更新で関わった長谷川唯への期待を
「まずは人格が素晴らしい。言葉が少ないながらも、ピッチ上で強い存在感を示すことができる。ずっと彼女と一緒に仕事をしたいと思っていた」
-2月のシービリーブスカップに向けた選出について
「現時点でアメリカのリーグがまだ始まっていないなど、いろんなクラブの状況がある。その時点で準備ができている選手を選ぶ」
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