神戸 MVPのFW武藤嘉紀と契約更新 3連覇へ「全てを捧げる覚悟でこの決断をしました」

 J1神戸は24日、元日本代表FW武藤嘉紀(32)との契約を更新したと発表した。FC東京からドイツ1部マインツ、イングランド・ニューカッスル、スペインリーグ・エイバルを経て21年8月から神戸に在籍。今年は契約最終年を迎えていた。

 23日にJ2大分への移籍を発表したMF山口蛍やDF酒井高徳、FW大迫勇也とともに元日本代表、欧州リーグでの経験を生かし、チームの柱として天皇杯優勝、リーグ2連覇に貢献しMVPに選ばれた。若手の手本となりチームを引っ張る13得点。32歳という年齢にもあらがう活躍で「今年は契約最終年。クラブが必要としてくれるように自分の価値を高めないといけない」と危機感を口にしていた。

 クラブを通じて「多くのことを考える時間が必要でしたが、3連覇、そしてクラブの目標でもあるアジアNo.1を獲るために本気で僕を必要としてくれたヴィッセル神戸に全てをささげる覚悟でこの決断をしました。この決断を尊重してくれた家族のために、日々応援、サポートしてくれる方々のために、全てを尽くして全力でプレーを続けますので、引き続き応援よろしくお願いします。トモニ闘いましょう!」とコメントした。

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