今オフ積極補強の広島 主力級選手の残留も続々 J優秀選手・荒木隼人など4選手との契約更新を発表
J1広島は28日、DF荒木隼人(28)、DF新井直人(28)、MF中島洋太郎(18)、MF松本大弥(24)の4選手と来季の契約を更新したことを発表した。
荒木は今季リーグ戦27試合に出場して3得点を記録した。センターバックの中央に君臨して守備陣を統率し、24年のJリーグ優秀選手賞にも輝いた。前日に契約更新が発表されていたGK大迫に続いて守備の要の残留が決定した。
新井は今季シーズン開幕直後の3月に新潟から完全移籍で加入。15節・京都戦ではハットトリックを記録するなど、DFでありながら高い得点能力を発揮した。
18歳の中島は昨年途中にトップチーム昇格を果たすと、今季はリーグ戦12試合に出場。U-19日本代表にも選出されており、超有望株として着実に成長している。
今季の広島はリーグ2位の躍進を見せた。来季はアジアチャンピオンズリーグエリート(ACLE)の出場も見据えており、戦力層の拡充が求められている。その中で今オフは札幌から菅大輝、磐田からジャーメイン良を獲得するなど、積極的な補強に動いているかたわら、主力級選手の残留も続々と発表されている。