解説者も仰天のハンドスプリング・ロングスロー「びっくりしましたね。久しぶりに見ました」 高知MFのプレーに駒場どよめき

 高知のMF西森吏玖が華麗なロングスローを見せた ※写真はイメージです(makieni/stock.adobe.com)
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 「全国高校サッカー選手権・1回戦、高知2-0専大北上」(29日、浦和駒場スタジアム)

 高知のMF西森吏玖(3年)が華麗なロングスローで観客の度肝を抜いた。前半3分に左サイドからスローイン。陸上トラックのさらに外側、控え選手が座るベンチ前から長い助走を取ると、サイドライン直前でクルリと前転し、その勢いのままスローインした。

 ボールはグングンと伸びて、ペナルティーエリアどころかゴールエリア付近まで飛び、相手守備にクリアされた。

 スタンドが大きくどよめく中、中継で解説を務めた1996年アトランタ五輪日本代表FWの松原良香氏も「びっくりしましたね。久しぶりに見ました」と仰天。実況アナが「ハンドスプリング・ロングスローですね」と説明した。

 高知は試合開始直後からFW門田翔平(3年)がロングスローを繰り出すなど、多彩なスローインから次々とチャンスメーク。前半11分には門田の左サイドからのロングスローのこぼれ球をつなぎ、最後はMF市原大羅(3年)が押し込んで先制点を奪った。

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