静岡学園が昨年敗れた広島国際学院にリベンジを果たして初戦突破

 「高校サッカー選手権1回戦、静岡学園2-0広島国際学院」(29日、浦和駒場スタジアム)

 静岡学園が昨年のリベンジを果たす勝利で、1回戦を突破した。

 前半17分に、ゴール前の混戦から最後はMF篠塚玲音(3年)が左足で押し込んで先制。後半25分にはFW乾皓洋(3年)がゴールを決め、追加点を奪った。

 静岡学園の川口監督は試合を振り返り「今日のゲームは硬さがあった。自分たちのテンポのサッカーできなかった。内容的には自分たちが目指しているサッカーには届いていない」と辛口の評価だった。

 それでも、昨年の2回戦で広島国際学院と対戦。PK戦の末に敗れて涙をのんだだけに、川口監督は「静学の歴史上、同じ相手に絶対に負けられない。ここでリベンジして、去年の負けをリセットする。そういう気持ちで選手はやってくれた」と話していた。

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