J1広島が大補強!湘南の超有望株・田中聡の獲得発表「自分らしさ出して広島のために戦う」菅、ジャーメインに続く主力級選手が加入

 J1・広島は30日、湘南からMF田中聡(22)を完全移籍で獲得したことを発表した。菅大輝、ジャーメイン良に続いて主力級選手の獲得を発表。来季のリーグ制覇に向けての本気度を示す大補強となっている。

 田中は湘南の下部組織出身で21年にトップチーム昇格を果たすと、いきなりJ1の舞台で36試合に出場。翌22年8月にはベルギー1部・KVコルトレイクに期限付きで移籍した。その後、23年6月に湘南へ復帰。今季はリーグ戦33試合に出場して5得点4アシストを記録し、Jリーグ優秀選手賞に輝いた。

 まだ22歳という若さながら世代別日本代表にも選出経験があり、海外でのプレー経験もある。ボランチとして高い守備力を誇りながら、豊富な運動量でゴール前にも顔を出すプレースタイルでプロとしての階段を駆け上がってきた。

 近未来の日本代表候補は広島で新たなサッカー人生を歩む決断を下した。移籍に当たって、「サンフレッチェ広島というクラブでプレーできることに感謝しています。自分らしさを出して広島のために戦います。これからお世話になります。よろしくお願いします!」とコメントした。

 広島は今季リーグ2位の躍進を見せた。来季はドイツ人指揮官であるスキッベ政権4年目でアジアチャンピオンズリーグエリート(ACLE)の出場も控えている。層の厚い戦力が求められる中、今オフはこれまでの広島にはなかった大型補強に動いている。

 24日に元日本代表でもあるMF菅大輝を札幌から完全移籍で獲得することを発表。翌25日には今季リーグ3位となる19得点を挙げたFWジャーメイン良の完全移籍での獲得も発表した。田中とジャーメインは今年のJリーグ優秀選手賞に選ばれており、旬な選手が立て続けに広島の門をたたく。

 一方で今季ブレークを果たしたMF松本泰志の浦和への完全移籍も同日、発表された。

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