東福岡が9年ぶり4強 鉄壁守備で0-0激闘制す 平岡監督「CB2人が素晴らしかった」

 ドリブルで持ち込む静岡学園・加藤佑基(右)と阻止する東福岡・大坪聖央(撮影・持木克友)
 後半、クリアする東福岡・大坪(右から3人目)
 スタンドの仲間に迎えられる東福岡・宇都宮夢功(12)=撮影・持木克友
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 「全国高校サッカー選手権・準々決勝、東福岡0(5PK4)0静岡学園」(4日、Uvanceとどろきスタジアム)

 東福岡(福岡)がPK戦の末に静岡学園(静岡)を破った。優勝経験校同士の対決を制し、優勝した15年度大会以来、9年ぶりの4強入りを決めた。

 守り勝った。前半は互いに互いに大きな決定機なく終了。後半に入ると徐々に静岡学園が優勢となり、押し込む展開が目立った。ただ東福岡も鉄壁に守備でゴールを割らせない。DF大坪聖央(3年)、山禄涼平(3年)がボールを何度も阻み、チームのピンチを救った。

 0-0で突入したPK戦では、先行の静岡学園が6人目を失敗した後、東福岡が成功して決着。平岡道浩監督は「サイドバックで外されるのが本当にきつかった。センターバックの山禄、大坪の2人がずっと素晴らしかった。不安定さもなくなってきた」と胸をなで下ろした。

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