東福岡 盤石の“赤い壁”で4強入り 福岡大会から7試合連続無失点 静岡学園の猛攻耐え抜きPK戦制す

 「全国高校サッカー選手権・準々決勝、東福岡0(5PK4)0静岡学園」(4日、Uvanceとどろきスタジアム)

 準々決勝4試合が行われ、3度の制覇を誇る東福岡は静岡学園との強豪対決で、0-0からのPK戦を5-4で制した。準決勝(11日・国立競技場)の相手は前橋育英(群馬)に決まった。

 “赤い壁”が最後まで崩れることはなかった。東福岡は静岡学園の80分間の猛攻に耐え、PK戦の末に白星を手にした。平岡道浩監督は「国立は僕らが目指す最高潮のところ。やっぱりうれしい」とうなずいた。相手のシュートは8本で東福岡は1本。数字が示すように劣勢だった。左右のサイドから幾度も鋭いクロスが上がるが、体を張った守備で最後まで守り抜いた。

 これで福岡大会から7試合連続無失点。鉄壁の守備を支えるDF柴田陽仁主将(3年)は「ヒガシの方が勝ちたい気持ちが強かった」と胸を張った。試合を重ねるごとに強さが増し、心身ともに充実一途なチーム状況にある。

 準決勝の11日まで試合間隔が長いため、チームはひとまず福岡に戻る。平岡監督は「福岡の飯、食べたいです」と笑った。地元でじっくりと調整を施し、9大会ぶりの頂点を狙う。

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