積極補強のJ1広島が雪中始動 新加入・ジャーメイン良は昨季19得点超えへ決意「20点取ってくれというオファーだと思う」

 昨季リーグ2位のJ1・広島が9日、雪が降り積もる広島市内で始動した。今オフは積極的な補強を敢行した中、移籍加入組のFWジャーメイン良、MF菅大輝、MF井上潮音、MF田中聡もチームに合流した。

 気温は1度。ピッチには雪が積もる中、選手たちはランメニューやパス回しをこなし、約1時間の調整となった。昨季、磐田でリーグ3位となる19得点を挙げたストライカーのジャーメインは広島での初練習を終え、「去年19点取って、20点取ってくれというオファーだと思う。結果をシビアにこだわりたい」と気合。新たなチームメートとは和気あいあいとした表情でボールを蹴り合い、「本当に良い人ばかり。温かい雰囲気でした」と笑顔を見せた。

 昨季限りで現役を引退した青山敏弘から背番号「6」を継承したMF川辺駿もダッシュを繰り返すなどして、白い息を吐いた。クラブが積極的な補強を行った中、「これほど第一候補の欲しい選手が来てくれたことはなかったことだと思うし、クラブの価値が上がってきている段階であると思う。ただ、現場の選手スタッフは、これだけの選手がいるので、結果を出せなきゃおかしいフェーズに入ってくると思うので、より結果が重要になってくると思います」と責任感を口にした。

 2015年以来10年ぶりのリーグ制覇を目指す広島は12日からトルコ国内で1次キャンプをスタートさせ、29日から宮崎県内で2次キャンプを行い、開幕への準備を進めていく。

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