J1初昇格の岡山が始動 木山監督「毎試合、決勝戦だと思って」生き残りへ一戦必勝誓った
J1に初昇格した岡山が9日、岡山市内で始動した。選手、スタッフでのミーティング後、ランニングや短い距離でのパス回しなどで汗を流した。木山監督は「現実的にわれわれはJ1で一番下(の実力)だと思う。毎試合、決勝戦だと思って戦い続けられるかだ」と一戦必勝を強調した。
昨季はJ2で5位から昇格プレーオフを勝ち抜いた。日本代表経験のあるMF江坂らを補強し、初のJ1に挑む。チーム最多の13得点を挙げたMF岩渕は「ポジション争いも激しくなる。簡単ではないが(今季は)得点とアシストで10はいきたい」と目標を掲げた。
昨季は町田が昇格1年目で優勝争いに絡む躍進を見せた。木山監督は資金面などで「比較はできない」としつつ「自分たちの色を出して戦えたチームが生き残れている印象がある。まずは自分たちらしくやることが大事」と冷静に話した。