広島 J1制覇へ雪中始動 背番号“6”継承の川辺「見られる立場」10年ぶりのリーグVへ責任感

 雪の上をダッシュする広島イレブン(撮影・畠山賢大)
 雪の上をダッシュする川辺(撮影・畠山賢大)
 ボールを回しを行う川辺(左)とジャーメイン良(右)
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 昨季リーグ2位の躍進を見せたJ1広島が9日、雪が降り積もる広島市内で25年シーズンに向けて始動した。昨季限りで現役を引退した青山敏弘(現コーチ)から背番号「6」を継承したMF川辺駿(29)はタイトルへの決意を語った。

 気温1度の極寒でボール回しなどを行って調整。「66」から「6」に背番号変更となった川辺も白い息を吐きながらダッシュを繰り返し、「この番号をつけて活躍することが一番大事だと思うので頑張る。いろんな部分で見られる立場になるので、良い姿勢で臨みたい」と自覚をにじませた。

 昨夏にベルギー1部スタンダール・リエージュから約3年ぶりに広島へ復帰。チームは最終節まで優勝の可能性を残しながらの2位だっただけに、「タイトルを取れるようにって思いだけですね」と悲願へのモチベーションは高い。

 12日からトルコ国内で1次キャンプをスタートさせ、開幕への準備を進める。10年ぶりのリーグ制覇へ、クラブは今オフに積極的な補強を行っただけに「より結果が重要になってくる」と責任感を口にした。

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