高校サッカー決勝、死闘PK戦の途中で日テレ中継が終了「一番いいところで…」視聴者混乱 8、9人目放送されず 約3分後「every」で決着の瞬間は放送

 PK戦の末、優勝を果たし喜ぶ前橋育英イレブン
 PK戦の末、前橋育英に敗れうなだれる流通経大柏イレブン
 後半、競り合う前橋育英・オノノジュ慶吏と流経大柏・佐藤夢真(撮影・金田祐二)
3枚

 「全国高校サッカー選手権・決勝、前橋育英1(9PK8)1流通経大柏」(13日、国立競技場)

 7大会前の決勝戦と同カードとなった一戦はPK戦にもつれる死闘。中継した日本テレビではPK戦の途中で一時放送が終了となるハプニングもあり、視聴者に混乱が生じた。

 前後半90分を終えて1-1と決着がつかず、延長戦に突入。PK戦も死闘となり、両軍譲らず7人ずつが決めた。

 ここで、日本テレビの中継では「この結果は4時45分からの『高校サッカー決勝直後ハイライト』でお伝えします」のテロップが流れて中継が終了。まさかのタイムアップとなった。

 SNSは「PKの途中で中継が切れる」、「PK途中で中継が切れるとは…」、「終わりがひどい」、「一番いいとこで…」と騒然。字幕で続きはTVer、スポーツブルで視聴可能とあることが表示されたが、TVerではアクセスが殺到した影響か、「システムエラーが発生しました」と表示され、見られないファンが続出した。

 日テレの中継では両校が失敗した8人目、両校が成功した9人目は中継されず、視聴者が大混乱。勝負の行方が分からない状況となったが、日テレでは中継終了から約3分後の16時50分から「news every」でPK戦の模様が復活した。PKは10人目で決着がつき、前橋育英が優勝した。

 ネットでは異例の中継復活に、「日テレさんありがとう」「ニュース枠も中継してくれてありがとう」などの声の一方で、「佳境の8人目の攻防が消えた」「水を差すな」「ガチで腹立った」など怒りの声も噴出した。

 決勝戦での延長戦は20年度の第99大会以来4大会ぶり。また、同試合では歴代最多観客となる5万8347人が来場するなど、注目されていた一戦だった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス