久保建英 鮮烈!25年初ゴールで今季4点目 60メートル走り抜き左足で決めた「活躍しているなという1年に」

 「スペイン1部リーグ、レアル・ソシエダード1-0ビリャレアル」(13日、サンセバスチャン)

 レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(23)はホームのビリャレアル戦に先発し、後半6分に今季リーグ戦4点目となる先制点を決めた。後半38分までプレーし、チームはそのまま1-0で勝った。

 約60メートルを走り抜いての鮮烈なゴールだった。久保は「試合結果を見た時に、また久保が点を取っている、活躍しているな、という1年にしたい」と口も滑らかだった。

 ゴールは後半6分。相手FKで、全員が自陣で守ってからの逆襲だった。味方が大きく前方に蹴り出すと、センターサークル手前から猛ダッシュ。ファウル覚悟で手を使って止めにきた相手を振り切った。スピードや競り合いの強さといった身体面の成長は著しく、推進力は目を見張った。

 そのまま中央やや右を走ってゴール前へ。次にカバーにきたDFとの1対1は、持ち前の技術と駆け引きのセンスで制した。少しだけ右に持ち出して縦のコースへ誘い出し、股が開いたところを左足の外側で球を突いて通す。巧みに入れ替わってゴールに向くと、得意の左足で左隅に決めた。

 「どうだ」と言わんばかりに両手を広げ、客席にアピールする姿は自信に満ちていた。中位からの浮上を目指すリーグ戦やカップ戦、欧州リーグを控え、年明け早々に過密日程が続くチームのけん引車との期待がある。最高のスタートを切り「気を抜かずに。今年は三つの大会、全てで生き残っていくことが目標」と自覚たっぷりに話した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス