「富士フイルム・スーパー杯、神戸-広島」(8日、国立競技場)
昨季限りで現役引退した元日本代表FWの柿谷曜一郎氏(35)が前座試合のU-18Jリーグ選抜のコーチを務め、日本高校選抜を4-1で破る勝利に貢献した。コーチでのデビュー戦を終えた柿谷氏は「正直な話をいうと、もうこれで終わりたい。次やって負けたら次勝ちたくなるから」と、“引退”を示唆した。
U-18Jリーグ選抜は、前後半に2得点ずつ決めて快勝。“柿谷効果”が結果にあわられた形だ。それでも同氏は「もう僕が何かを指導するまでもなく、今までの選手はほぼ完成されているので、どっちかというと間違ったことを教えないようにした」と謙虚に振り返った。
ピッチでは得点後に、選手と笑顔でハイタッチする場面が見られた。充実の試合を終えた一方で、コーチとしての“再登板”の可能性は低い様子だ。「改めて指導者は向いてないなとしっかり感じることができたので、自分の感覚は間違ってなかったと思って進んでいきたい。コーチっていう立場はちょっと近すぎるかな。それこそ僕はライセンスは何も持ってないですし。もっとちゃんと勉強している人が教えてあげた方がいいんじゃないかと思う」と控えめに話した。