「欧州CL・決勝Tプレーオフ第2戦、レアル・マドリード3-1マンチェスター・シティー」(19日、マドリード)
2連覇を狙うレアル・マドリード(スペイン)や昨季準優勝のドルトムント(ドイツ)などが勝ち上がり、ベスト16が出そろった。Rマドリードはエムバペが3得点し、2季前の王者マンチェスター・シティー(イングランド)に3-1で快勝。2戦合計6-3で勝ち進んだ。ドルトムントは負傷中の守田英正が欠場したスポルティング(ポルトガル)と0-0で、合計3-0で16強入り。パリ・サンジェルマン(フランス)、PSVアイントホーフェン(オランダ)も勝ち上がった。
今季から新方式となり、36チーム参加の1次リーグの上位8チームが自動的に決勝トーナメントに進み、9~24位がPOで残り8枠を争った。21日に決勝トーナメントの組み合わせが決まる。
レアル・マドリードのエムバペが右手の小指、薬指、中指を誇らしげに掲げた。プレーオフ随一の注目カードで、ハットトリックを達成した快足FWは「完璧な夜だった」とテレビインタビューで充実感を漂わせた。
開始4分で流れを引き寄せた。ピッチ中央で後方からのロングボールを引き出すと、DFに走り勝ち、ループシュートを鮮やかに決めた。
もともとは左サイドでのプレーが得意だが、今季加入した多士済々のRマドリードでは中央での出場が多い。2点目は左、3点目は右に流れて決めたように、ビニシウスやロドリゴと頻繁に位置を入れ替える流動的な攻撃で、強敵をたたきのめした。パリ・サンジェルマン(フランス)から移籍直後は振るわなかったが、完全に復調した。
かつて大エースとして君臨したロナウド(アルナスル)との比較について問われたアンチェロッティ監督は「クリスティアノ(ロナウド)は非常に高い基準を設定した。努力しないと」と言いつつ「彼のレベルに匹敵しうる」と評した。「一つの時代を築きたい」と意気込むエムバペは、記念のボールを抱えて意気揚々と引き揚げた。