Rマドリード スペイン対決制し8強進出 スター軍団が泥くさく粘り勝ち!PK戦で運も味方に 指揮官「突破できたことが全て」
「欧州CL・決勝トーナメント1回戦・第2戦、レアル・マドリード0(4PK2)1アトレチコ・マドリード」(12日、マドリード)
第2戦の残り4試合が行われ、2季連続16度目の優勝を目指すレアル・マドリードが敵地でアトレチコ・マドリードとのスペイン勢対決をPK戦の末に制して準々決勝に進出した。0-1で延長を終え2戦合計2-2で並び、PK戦を4-2でものにした。冨安健洋が長期離脱しているアーセナル(イングランド)はホームでPSVアイントホーフェン(オランダ)と2-2で引き分け、合計9-3で8強入り。昨季準優勝のドルトムント(ドイツ)はアウェーでリール(フランス)を2-1で下して合計3-2、アストンビラ(イングランド)はホームでクラブ・ブリュージュ(ベルギー)を3-0で退け、合計6-1で勝ち上がった。8強が出そろい、準々決勝は4月に行われる。
スターたちが泥くさく、粘り強く戦い8強入り。レアルのアンチェロッティ監督は「難しい試合だった。突破できたことが全て」と安堵(あんど)した。
PK戦では運も味方した。相手の2人目、アルバレスのキックはネットを揺らしたが、踏み込んだ足が滑った影響で2度蹴りになっていたと映像で判定され、失敗に。指揮官は「PK戦はコイントスのようなもので、今回は表が出た」と表情を緩めた。