スペイン代表デビューで注目の19歳DF、レアルからのラブコールに前向き
サッカーの欧州ネーションズリーグでスペイン代表としてデビューしたDFディーン・ハイセン(ボーンマス、イングランド)が、レアル・マドリードからのラブコールを歓迎した。
19歳で身長197センチと将来性を高く買われているハイセンは途中交代によりフル代表で初めてプレーした後、ミックスゾーンで取材陣の質問に答えた。センターバックが手薄になっているレアル・マドリードから声がかかる可能性について問われた選手は「僕はいま良い形でシーズンを終えることだけ考えている」と回答。もっとも「偉大すぎるチームが自分に興味を持ってくれているのならそれは誇りだ」とコメントした。
ハイセンはアムステルダム(オランダ)出身ながら5歳の時に家族がスペインへ移住。マラガの下部組織など選手キャリアの序盤をスペインで過ごした。その後ユベントス(イタリア)の下部組織へ移り、昨年にボーンマスへ完全移籍している。オランダとスペインの二重国籍を持ち、19歳までは年齢制限のあるオランダ代表、昨年からはU21のスペイン代表に招集されている。奇しくもスペインフル代表でのデビュー戦(20日)の相手はオランダで、選手が途中出場した時には会場となったフェイエノールト・スタディオン(ロッテルダム)のスタンドからはブーイングが起こっていた。試合は2-2で引き分けた。