森保J 南野拓実「サバイバルが始まる」メンバー入り競争へ号砲 岡田元監督から金言授かる「すごく気が引き締まる言葉」
サッカー日本代表は23日、2026年W杯アジア最終予選C組第8戦・サウジアラビア戦(25日・埼玉スタジアム)に向け、千葉市内で調整した。W杯本大会まで約1年3カ月。2大会連続出場を狙うMF南野拓実(30)=モナコ=は「サバイバルが始まる」と宣言。自らメンバー入りを懸けた競争の号砲を鳴らした。
W杯への切符はつかんだ。次は、誰が北中米大会の舞台に立つか。南野はその座を誰にも譲るつもりはない。第1次森保監督体制からメンバーに選ばれ続け、指揮官に最も多くのゴールをささげてきた男は自信に満ちた表情で言葉を紡いだ。「自分がこのチームに何を残せるか。しっかり意識してプレーしたい」
練習に訪れた元日本代表監督の日本協会・岡田武史副会長から「過去、順調と言われていたチームはW杯であまり良い成績を残せなかった」との“教訓”も授かった。前回の22年カタール大会では、目標にあと一歩届かず16強。南野は「僕らはW杯で何も成し遂げていない。個人的にもすごく気が引き締まる言葉だった」と受け止めた。岡田副会長の“金言”を受け止め、地に足を着けて進んでいく。