J1川崎痛恨 勝てば3位浮上の一戦で16位東京Vに敗戦 猛攻も最後まで得点奪えず 首位鹿島と6差で直接対決

 「明治安田J1、東京V1-0川崎」(29日、味の素スタジアム)

 勝てば単独3位浮上だった6位川崎はアウェーで16位東京Vに敗戦。前半32分に先制を許すと、最後まで得点を奪えなかった。

 首位鹿島を勝ち点6差で追う川崎は、3連戦最後の一戦。イングランド・プレミアリーグのトットナムへ移籍することで合意したと複数のメディアに報じられた日本代表DF高井幸大は「無失点でしっかり終われるようにがんばりたい」と意気込んでいた。だが、0-0の前半32分にコーナーキックから失点。先制を許し、追いかける展開となった。

 勝利すれば首位鹿島と3差の3位につけ、次節ホームでの直接対決に弾みがつく。逆転を目指し、長谷部監督は後半開始からFW山田新を投入するなど攻勢に出るも、暑い中でもハードワークを惜しまない東京Vの守備陣をなかなか崩せない。同32分には山田が強引にゴール前に突破しシュートを放つも相手GKマテウスのセーブに遭う。終盤もボールを保持し猛攻を仕掛けるも、はね返され続け試合終了の笛が鳴った。

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