J1川崎 下位東京Vに痛恨敗戦 勝てば3位浮上の一戦で猛攻実らず 高井移籍報道については「言うなと言われているので」

 「明治安田J1、東京V1-0川崎」(29日、味の素スタジアム)

 J1東京VはMF深沢大輝(26)が前半に挙げた得点を守り切って1-0で川崎を破り、4試合ぶりの勝利で勝ち点27とした。川崎は2試合ぶりの黒星で同35。町田は4-0で新潟に快勝し、3連勝で勝ち点34とした。FW相馬勇紀(28)が2ゴールと活躍した。新潟は3連敗で同19のまま。

 勝てば3位浮上の一戦で試合前まで16位の東京Vに敗戦。前半に先制され追いかける展開で試合が進み、終盤の猛攻も実らず最後までゴールネットを揺らせなかった。川崎・長谷部監督は「前半の失点が重くのしかかった。自分たちでの崩し、セットプレーで取るところが少し足りなかった」と悔やんだ。

 中3日で迎えた3連戦最終戦。約1週間空いた相手との疲労差は「否めないと思う」と話した通り、ハードワークを遂行する東京Vの守備に手を焼いた。日本代表DF高井が効果的なパスを出すシーンもあったが、得点には至らず。高井は「いろんなところで数的優位を作りたいと思っていたが、少しうまくいかなかった」と肩を落とした。

 次節の首位鹿島との直接対決に弾みをつけたかったが、差を縮められなかった。勝ち点差6で、17年から昨季まで川崎を率いた鬼木監督をホームで迎え撃つ。「必ず勝たないといけない」と高井。複数メディアに報じられているイングランド・プレミアリーグのトットナムへ移籍については「クラブに言うなと言われているので」とけむに巻いた。次戦に全集中で臨む。

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