J1町田のDF菊池流帆(28)が8日、2020年から昨季まで所属した神戸戦(10日、Gスタ)に向けて「楽しみっすね。実は」と、古巣との初対戦を心待ちにした。
神戸では在籍5年間で通算97試合に出場。ただ、神戸が連覇した直近2年間で22試合の出場にとどまり「本当に悔しい思いをした。その思いをぶつけるっていうのはおかしいですけど…そこを見せないと、ここに来た意味はない」と言葉に力がこもる。
今季から青森山田高時代の恩師・黒田剛監督のもとプレーすることを決断した。前半戦はケガで離脱していたため、古巣とは初対戦となる。「ここに来た意味は、自分が試合に出て勝つっていうことが、証明ではないですけど自分の中では一つの目標ではあります」。首位神戸と6差の上位対決で、神戸は公式戦5連勝、町田は同8連勝と好調同士でぶつかる。「自分らも(リーグ戦)5連勝で来ていますし、勢いを持って、いくだけだと思います」とうなずいた。
町田がJ1に昇格して以降、神戸とは1分2敗。青森山田高時代の教え子だからこそ、負けず嫌いな指揮官の心境も理解している。「一つ二つギアは上がっている感じがしますね」と、トレーニング中の指揮官の顔つきや言葉から実感を込める。
神戸は負傷者が続出した開幕数試合こそ出遅れたが、気付けば首位に浮上。3連覇を視界に捉えている。「本当神戸が強いのは誰もが承知なので。付け入る隙はない。僕らが死力を尽くして、全員が主役になるぐらいじゃないと勝てないと思っている」と古巣の強さを語った菊池。「でもそこに勝ったら勢いがもっとつくと思うので、倒さなければいけない相手」と“大きな山”へ闘志を燃やした。