降格争いのG大阪も監督解任 サポーター我慢の限界「責任問題発生中」
【2012年3月26日付デイリースポーツ紙面より】
「J1、G大阪1‐2磐田」(25日、万博)
G大阪がホームで磐田に1‐2で敗れ、開幕3連敗を喫した。前後半で失点し、終盤に1点を返すのがやっとだった。今季、アジアチャンピオンズリーグを含め、セホーン新監督のもと公式戦5連敗。スタンドに「責任問題発生中」などサポーターの不満が横断幕に並べられた。磐田は2勝1分けの好スタート。名古屋は新潟を2‐1で下し、2勝1敗。新潟も3連敗となった。
ガンバが泥沼から抜け出せない。磐田に競り負け、クラブ史上初の開幕から3連敗、セホーン体制になって公式戦5連敗だ。ゴール裏には「大阪人はガマン強くないんだヨ」「責任問題発生中」「弱すぎ!」など、現状を憂う横断幕が並んだ。
試合後は容赦ないブーイングが選手に浴びせられた。結果が出なければ、現場の責任者に引責問題が及ぶのはこの世界の常。サポーターの我慢も限界に近づいている。金森社長は「監督の進退問題?ない、ない。もしもの話はしない。3月だよ。新しいものを生み出すことに、皆苦労しているんじゃないかな」とてこ入れを完全否定した。
続けて「(サポーターの)横断幕は見た。苦痛を味わってもらうのは申し訳ないけど、もう少し我慢してもらえれば…。選手は色んな修羅場を乗り越えてきたから、大丈夫。セホーンには信頼してるから好きなようにやって欲しいと言っている。彼らは修正できる」と楽観的な見解を示した。
遠藤は「意思統一はできているので、それがついてこないのは自分たちの責任」と潔かったが、現体制の戦術が5試合も機能しなければ、軌道修正が急務になる。
セホーン監督は「(再建に)自信はある。これからも同じように誠実に仕事を続けていきたい。近いうちに通常のガンバを取り戻したい」と引責辞任の意思はない。果たしてサポーターの忍耐はどこまで持つか…。再建の時間に猶予はない。
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「J1、G大阪1‐2磐田」(25日、万博)
G大阪がホームで磐田に1‐2で敗れ、開幕3連敗を喫した。前後半で失点し、終盤に1点を返すのがやっとだった。今季、アジアチャンピオンズリーグを含め、セホーン新監督のもと公式戦5連敗。スタンドに「責任問題発生中」などサポーターの不満が横断幕に並べられた。磐田は2勝1分けの好スタート。名古屋は新潟を2‐1で下し、2勝1敗。新潟も3連敗となった。
ガンバが泥沼から抜け出せない。磐田に競り負け、クラブ史上初の開幕から3連敗、セホーン体制になって公式戦5連敗だ。ゴール裏には「大阪人はガマン強くないんだヨ」「責任問題発生中」「弱すぎ!」など、現状を憂う横断幕が並んだ。
試合後は容赦ないブーイングが選手に浴びせられた。結果が出なければ、現場の責任者に引責問題が及ぶのはこの世界の常。サポーターの我慢も限界に近づいている。金森社長は「監督の進退問題?ない、ない。もしもの話はしない。3月だよ。新しいものを生み出すことに、皆苦労しているんじゃないかな」とてこ入れを完全否定した。
続けて「(サポーターの)横断幕は見た。苦痛を味わってもらうのは申し訳ないけど、もう少し我慢してもらえれば…。選手は色んな修羅場を乗り越えてきたから、大丈夫。セホーンには信頼してるから好きなようにやって欲しいと言っている。彼らは修正できる」と楽観的な見解を示した。
遠藤は「意思統一はできているので、それがついてこないのは自分たちの責任」と潔かったが、現体制の戦術が5試合も機能しなければ、軌道修正が急務になる。
セホーン監督は「(再建に)自信はある。これからも同じように誠実に仕事を続けていきたい。近いうちに通常のガンバを取り戻したい」と引責辞任の意思はない。果たしてサポーターの忍耐はどこまで持つか…。再建の時間に猶予はない。