【２０１２年２月４日付デイリースポーツ紙面より】

　タレント・薬丸裕英（４５）と妻・石川秀美（４５）の次男、薬丸隼人（１８）＝ＭＦ＝がサッカー・スペイン２部リーグのサバデルのフベニールＢ（ユース）に入団したことが３日、分かった。サバデルが公式ホームページで発表した。



　父・薬丸は祝福の連絡に戸惑いながらも、所属事務所を通じて「『少しでも可能性があるならばその可能性に賭けてみろ』と遠く離れた日本から家族皆で応援しております」と激励のコメント。ただ、サッカーもプロの世界は甘くないことを熟知しているだけに「これからトップチームに上がれるかは分かりませんし、騒がれるような選手ではありません（笑）」と厳しさも忘れなかった。



　隼人は２年前にヨーロッパに渡り、１年間バルセロナのクラブに所属し、その後イングランドに留学していた。公式ホームページでは流ちょうなスペイン語で堂々とインタビューに答える３分半の映像を掲載。横浜マリノスの中沢佑二風のボンバーヘアが印象的なワイルドなルックスで「僕はスピードがあるタイプで、アシストが得意。このチームでプレーするのは、大きなチャンス」と意気込み。昨季のチーム得点王だったＦＷ指宿洋史（２０）を目標に掲げた。



　なお、薬丸家は３男２女で、三男・宰（つかさ＝１２）は東京ヴェルディのジュニアユースに所属している。