ザック監督「本田は6月に間に合う」
サッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(60)が9日、日本で左足首などを治療しているFW本田圭佑(26)=CSKAモスクワ=が、ブラジルW杯アジア最終予選のオーストラリア戦(6月4日、埼玉)までには日本代表に復帰できるとの見通しを示した。
海外組視察のため成田空港から渡欧した監督は「6月のシリーズには間に合うだろうと思っています」と語った。左膝のけがから復帰を目指すDF長友佑都(26)=インテル・ミラノ=とともに「順調に回復している」と楽観視した。本田とは会談しており、「早くチームに復帰したいという熱意も伝わってきた。全員が代表に高いモチベーションを保っていることを確認でき、有意義だった」と意欲面を評価した。
今回の欧州視察は約20日間。今週末にはDF内田篤人(シャルケ)やFW岡崎慎司、DF酒井高徳(シュツットガルト)を視察する。