5・30ブルガリア戦で国内組の追試だ
サッカー日本代表が臨む国際親善試合・ブルガリア戦(30日、豊田)が、FW本田圭佑(26)=CSKAモスクワ=や岡崎慎司(27)=シュツットガルト=の穴を埋める選手の最終試験になる可能性が14日、出てきた。
本田は6月1日にロシア杯の、岡崎はDF酒井高徳とともにドイツ杯の決勝を控える。ブルガリア戦の欠場は確実で、同4日のW杯予選オーストラリア戦(埼玉)は前日合流が濃厚。3人の合流前の負傷も想定し、ブルガリア戦のメンバーを選ぶ必要がある。
この日、欧州視察から帰国した原博実強化担当技術委員長は「3人に何かあったら、とも考えないと」とした。ブルガリア戦と豪州戦でメンバーを別々に発表する可能性も否定しなかった。
「ナビスコ杯もやっているから」(原委員長)と、試合に順応しやすい国内組が試される見通し。代表歴や最近の活躍から、本田や岡崎が務める攻撃的な位置ではMF柏木陽介(浦和)やFW柿谷曜一朗(C大阪)が、酒井高の左サイドバックでは槙野智章(浦和)らの招集が考えられる。