岡崎マインツ移籍!新天地での飛躍誓う
ブラジルで開催中のコンフェデレーションズ・カップ(コンフェデ杯)に出場していた、サッカー日本代表のFW岡崎慎司(27)=シュツットガルト、MF本田圭佑(27)=CSKAモスクワ=ら17人が25日、成田空港着の航空機で帰国した。岡崎は同じドイツ1部リーグ、マインツへの移籍が決まり、さらなる飛躍を誓った。また、関西空港にはMF遠藤保仁(33)、今野泰幸(30)=ともにG大阪=ら5人が帰国した。
日本代表FW岡崎慎司がシュツットガルトから、来季は同じドイツ1部リーグのマインツに移籍することが25日、分かった。関係者によると、複数年契約などの条件面は大筋で合意しており、メディカルチェックなどを経て正式決定する。
今季13位のマインツは攻撃の主軸を担ったハンガリー代表ソロイの放出が決定的で、代役として獲得に乗り出していた。岡崎は今季、けがなどの影響もあり、シュツットガルトでは25試合に出場し1得点にとどまっていた。
成田空港着で帰国した岡崎は、さらなる進化でリベンジを誓った。今大会で日本が挙げた4得点のうち、2得点をマーク。さらにイタリア戦の先制点となった本田のPKも、岡崎の突進から相手GKブフォンの反則を誘ったものだった。それでも、世界のトップに勝つことはできなかった。「決勝トーナメントに進めなかったわけだし、3連敗という現実を受け止めて、さらにゴールにこだわっていきたい」と、自らに課題を課した。
この日、マインツへの移籍が決定したが、「話せる時がきたら、きちんと話します。ただ環境を変えることで、自分も変化できると思う」と“新天地”での飛躍を確信していた。ひと回り大きくなった姿で、世界を驚かせてみせる。