本田がザック監督と激論21分
「キリンチャレンジ杯、日本‐ウルグアイ」(14日、宮城ス)
サッカー日本代表は12日、仙台市内で攻守の連係を確認するなど、約1時間の調整を行った。
MF本田が練習後に約21分間、ザッケローニ監督と激論を交わした。ほかの選手が次々と引き揚げる中、ピッチのほぼ中央で通訳を交えてやりとりした。時折険しい表情を見せ、選手の動き方の確認をしていたようだ。
“生徒”として監督と意見交換した一方で、“先生”としても熱く思いを語った。練習前に行われた、東日本大震災被災地域の小中学生約250人との交流会では、本田への質問が集中した。
「世界に通用する日本のサッカーは?」という質問には「相手がボールを保持した時に前線から時間をかけずにプレッシャーにいく」。印象に残った試合は「2010年のW杯が自分を大きく変化させてくれた大会」と、丁寧に答えていた。