香川は不完全燃焼…長居で凱旋弾ならず
「キリンチャレンジ杯、日本3-0グアテマラ」(6日、長居)
日本代表MF香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)はゴールを目指して懸命にピッチを駆け回ったが、不完全燃焼に終わった。
放ったシュートは前半6分のわずか1本だけ。後半24分、FW工藤のゴールを右サイドからのパスでアシストし、勝利には貢献したものの「点を取りたかった。自分が最後にゴール前に入ってシュートまで持っていきたかったけど、そういう形が少なかった」と笑顔はなかった。
所属するマンチェスター・ユナイテッドでは開幕から3試合連続で出場機会がない。今回の代表戦を前に「向こうに戻ってから弾みがつくようなプレーをしたい」と意気込んでいたが、溜まりに溜まった鬱憤(うっぷん)を晴らすことはできなかった。「得点ゼロが悔しい」と繰り返し、重い足取りで引き揚げた。