ザック監督ご満悦「よく立て直した」
「キリンチャレンジ杯、日本3-1ガーナ」(10日、日産ス)
サッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督はご満悦だった。「手ごわい相手によくやってくれた。ああいった形で失点するとガクっとすることがあるが、よく立て直した」。カウンターの1点でしのいだことを喜んだ。
W杯出場枠が5のアフリカ勢とは、W杯1次リーグで同組になる可能性が高い。レベル的にも勝敗が決勝トーナメント進出を左右する相手だけに、主力不在だったとはいえ、結果でも内容でも意味のある試合となった。
ハーフタイムには「リードされている結果にとらわれすぎるな。バランスを大事に戦おう」と指示。FW柿谷、MF本田ら前線の守備も「FWの選手も守備のタスクをこなすという意識を持ってくれたことで、ダブルボランチは普段より少し楽をできたのかな」と評価した。
守備再建に着手した今月の代表戦を「復習し直す作業ができた」と振り返った。監督は12日に海外組視察で欧州へ出発する。