ザック監督、欧州遠征は欧州組中心で
サッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(60)が12日、欧州でプレーする選手を視察するために成田空港から出発した。10月11日にセルビアと、同月15日にベラルーシと対戦する欧州遠征を欧州組中心で臨む考えを示した。
出発前に「今回は欧州に行くので海外組が多くなるかもしれない」と明かした。具体的に「細貝(ヘルタ)であったり、(ハーフナー・)マイク(フィテッセ)を見たい」と9月の代表戦で招集しなかった2人の名を出した。
これ以外に代表候補として挙げたのは酒井宏(ハノーバー)、乾(E・フランクフルト)、大津(VVVフェンロ)。昨年A代表に招集した久保(ヤングボーイズ)やA代表出場経験のある宮市(アーセナル)、スペインでプレーする指宿(バレンシア・メスタージャ)についても「フォローはしている」と、構想内であるとした。
出場機会に恵まれない香川(マンチェスターU)については「出場機会が増えそうだというタイミングで見に行こうと思う。香川は(合宿で)見ていますから見に行く必要がないかな」と、特に心配していなかった。