本田、入団会見は異例の3カ国語で!

 サッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)ACミランに加入する日本代表MF本田圭佑(27)が4日夕方(日本時間5日未明)、イタリア・ミラノに到着した。報道陣、ファンら約200人が待ち受けた中、本田はACミランの公式スーツに身を包み、姿を現した。8日の入団会見は各国のメディア用に、日本語、イタリア語、英語という異例の3カ国語で行われる見込みという。

 マルペンサ国際空港に降り立った本田を待ち受けていたのは、熱烈な歓迎だった。イタリアや日本のファンら約200人が詰めかけた中、ACミランの選手が着用するスーツを身にまとっていた。到着後、関係者が用意したスーツに着替えた本田は、ミランの一員としての誇りにあふれていた。

 想定された通路とは反対のゲートから出てきたため、報道陣らが大移動するなど、空港ロビーは一時パニック状態に。カメラマンら数人が転倒した中、要人担当の警官らにガードされた本田は、歓声に2度右手を上げて応えた。

 その後、チームのガリアーニCEОの専用ドライバーが運転するハイヤーでミラノ市内のホテルへ。コリエレ・デロ・スポルト紙によると、本田は到着後に20分間のストレッチを希望したものの、関係者が待つホテル近くのレストランでのディナーへと連れ出されたという。

 期待の大きさを表すように、入団会見も異例の態勢が敷かれる。本拠地のサンシーロ・スタジアムで行われる会見は、各国のメディア用に、日本語、イタリア語、英語の3カ国語で行われる予定という。

 まず、イタリアの報道陣にイタリア語と英語で質疑応答が行われる。その後、日本人のメディア用に、日本語での対応になる。異例の3カ国語態勢は、各国のメディアが「HONDA」に注目している証しとも言える。

 サッカー番組「ACミラン・チャンネル」の独占インタビューを受けた本田は、流ちょうな英語で答えた。

 「夢がかなった。ハッピーだし、興奮している。ミランは私にとって伝説のチームで、一ファンだった。やらなければならないのは得点を決めること。そしてアシスト、つまり攻撃面。早くプレーしたくてたまらない。試合出場が待ち遠しい」‐。

 最後はファンに対して、イタリア語で「グラツィエ(ありがとう)」とメッセージ。5日にメディカルチェックを受けた本田の戦いが、幕を開ける。

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