ザックJ 3・5NZ戦は欧州組主体へ
日本代表のザッケローニ監督は7日、今年最初の国際親善試合となる3月5日のニュージーランド戦(国立)では欧州組中心で臨む意向を示した。メンバー選考について、欧州組が主体かと問われ、「恐らくそうなると思う」と話した。
ザック監督はこの日、欧州組の視察のため、成田発の航空機で出国。今週末はMF清武弘嗣(ニュルンベルク)、DF長友佑都(インテル・ミラノ)の試合を視察する予定。また「まだW杯の23人を決めたわけではない。3、4、5月でどういうパフォーマンスをみせ、どういうコンディションなのかが大切」と強調した。
今回の日本滞在中に、ワールドカップ(W杯)直前合宿地について、協会側と協議。「合宿地は2、3カ所の提案を受け、それぞれの長所、短所を照らし合わせた。第一は暑熱対策だが、日本協会が最終的に決める」と説明した。
その直前合宿中の6月2日に、コスタリカとの練習試合が確実になったが、ザック監督は「練習試合は2試合やりたいとお願いしている。力のあるW杯参加国や、実力のある国とできれば本番への士気も上がる」と強豪国との対戦を強く要望していた。