MF山口蛍“長谷部の代役”じゃない!
昨年11月の欧州遠征に続き日本代表に招集されたMF山口蛍(C大阪)は27日、「代表が勝つことが大前提。そこに貢献できれば」と抱負を語った。
招集が見送られたMF長谷部に代わりボランチでの先発が予想されるが、決して“長谷部の代役”などではない。欧州遠征では2試合連続スタメン出場し、MF遠藤、長谷部の“鉄板ボランチ”の一角を崩す一番手として存在感を高めてきた。
ザッケローニ監督が「5、6人の新しい選手がA代表に定着しつつあるのは分かっている事実だ」と話すなど、指揮官の信頼も揺るぎないものになりつつある。
3月5日のニュージーランド戦(国立競技場)はさらなるアピールの場となるが、山口は「自分はまだ世界で争えるレベルにない。役割をきっちりこなせれば」。定位置奪取へ無欲の姿勢で臨む。