長谷部、右膝再手術へ…W杯出場ピンチ

 サッカーのドイツ1部リーグ、ニュルンベルクは28日、1月に右膝半月板を手術し、日本代表を外れているMF長谷部誠(30)が右膝半月板の再手術を受けると公式サイトで発表した。全治までの期間は不明。6月12日に開幕するW杯ブラジル大会出場に影響が出る可能性が出てきた。

 日本代表で主将を務めてきた長谷部の復帰時期が遅れることになった。1月中旬に続く2度目の右膝の手術が決定した。3月5日の親善試合・ニュージーランド戦(国立)は負傷を考慮して選ばれなかったが、W杯開幕まで約100日。ザッケローニ監督に厳しい現実が突きつけられた。

 長谷部はクラブのスペイン合宿中だった1月14日、練習試合で右膝半月板を痛めた。半月板の損傷と診断され、帰国して手術を受けた。ニュルンベルクの全体練習に復帰するまで1カ月を要したが、2月26日には膝に違和感があったとして練習に参加しなかった。

 長谷部はこの日の朝、精密検査を受けるため帰国。羽田空港で「あまり(けがについて)話すなと(クラブから)言われているので」と話した。駐車場へ向かう足取りはスムーズだったが、「順調だったら帰ってこない」とも語り、いつまで日本に滞在するかについては「分からない」とした。

 クラブによると、再手術は1月の手術を担当した日本代表のチームドクターにより行われるという。

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