日本サッカー協会は３日、千葉県内で行う日本代表候補合宿（７～９日）のメンバー２３人を発表した。Ｃ大阪のＦＷ南野拓実（１９）が１０代でただ一人選出されるなど、７人が初招集となった。

　プロ入り９年目で代表初選出のＣ大阪ＤＦ山下は「率直にうれしかった。しっかり自分のプレーをして何かを学べたら」と抱負を語った。２日のＡＣＬブリラム戦ではヘディングで２得点。今季の公式戦３得点は全て頭で決めるなど、空中戦には絶対的な強さを誇る。日本代表はＤＦ吉田が膝の靱帯負傷で離脱するなど、センターバックに不安を抱え、高さと強さを兼ね備えた山下は貴重な存在となる。

　１２年５月の親善試合アゼルバイジャン戦以来、２年ぶりに代表入りのＭＦ長谷川も「（代表に）一度呼ばれてから意識が変わった。Ｗ杯は常に意識している」と意欲を示した。