ザック監督 本田、香川「長時間つかう」

ジョージ・クレテコス市長(右)から“またクリアウオーターに戻って来て”と言う意味が込められた鍵を贈られるザッケローニ監督=米国・クリアウオーター(撮影・吉澤敬太)
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 サッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督が1日、キャンプを張るアメリカ・クリアウォーターで2日に行うコスタリカ戦の前日会見に出席した。

 今季、所属クラブで出場機会に恵まれなかった本田圭佑(ACミラン)、香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)の起用法について、「ここ(アメリカ)では多くの時間、試合に出ないといけない。おのおのの出場時間を見極める話になるが、彼らについてはより多くの時間、試合に出るべきだと考えている。フル出場の約束ではないが、できるだけ多くの時間をつかっていきたいと考えている」とした。

 負傷明けの吉田麻也(サウサンプトン)、内田篤人(シャルケ)、長谷部誠(ニュルンベルク)の3人についても「キプロス戦で45分やらせたので、次はそれ以上、もう少し長い時間トライしてみようかなと感じている。彼らの話を聞きながら慎重に、どれぐらい使うのかを考えていきたい」との方針を示した。

 5月21日から25日の鹿児島県指宿合宿では体力トレーニングに重点を置いた。クリアウォーターでは「フィジカルのところでも負荷をかけていますし、戦術の部分でも情報をインプットするのを増やしていきたい。まだ上り坂の状況にある。バランスとしてはフィジカルのところ、トレーニングのところは前回の合宿のところよりは少なくなってきている」と戦術面での仕上げに差し掛かっていることを明かした。

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