C大阪元監督クルピ氏が熱烈エール
「ブラジルW杯」(12日開幕)
昨季までJ1C大阪を率いたレビー・クルピ監督(61)は日本代表FW香川、柿谷、MF山口、清武を指導し、成長を促した。現在はブラジルの強豪を率いる名伯楽がエールを送った。
‐日本はW杯で活躍できるか。
「技術的に素晴らしく、動きも機敏だ。その部分では世界を驚かせることができる。強化試合のコスタリカ戦を見たよ。曜一朗(柿谷)がゴールした。真司(香川)もだ。技術とスピード。まさに言った通りのプレーをしていた」
‐香川と柿谷の第一印象は。
「どちらも若かったが、ボールを蹴っているところを見て技術的に優れた選手であることはすぐ分かった」
‐香川の位置を守備的MFから前線に変えた。
「背も高くないから前線の方が力を出せると思った」
‐柿谷を徳島に期限付き移籍させた。
「罰だ。練習に遅刻するなどプロ選手として集中できていなかった。だが、徳島で多くのことを学び、大きく変わった」
‐清武もC大阪で大きく成長した。
「私は彼の大ファンだ。常に危険なパスを出し、決定力もある」
‐W杯で4人にどんなプレーを望むか。
「そろって先発してほしいし、可能性は十分ある」