ザック監督、再出発へ青空ミーティング
「ブラジルW杯・C組、日本-ギリシャ」(19日、ナタル)
日本代表はコートジボワールとの初戦から一夜明けた15日、ベースキャンプ地のイトゥに戻り調整した。
柔らかい日差しが照らすピッチに、ザッケローニ監督を中心とした円陣ができた。指揮官が、再出発のための青空ミーティングを行った。
敗れたコートジボワール戦後、会見で選手交代などで自らのミスがあったと話したザック監督。この日は、直接選手たちを前に「敗戦は私の責任だ」という趣旨の発言をしたという。そして「自分たちのサッカーができなくて悔しいが、過去を振り返っても何も変わらない。チームとして自信を持って今までやってきたことを必ずやろう」とギリシャ戦に向けて語りかけた。
意気消沈している暇はない。終了間際に出場したFW柿谷を除くコートジボワール戦出場メンバーは、軽めのランニングなどでクールダウン。MF遠藤、FW本田らが話し込むなど、選手たちは次戦に向けた意見のすり合わせを始めている。
「みんなもう気持ちを切り替えているし、モチベーション高く準備を始めないといけない」とFW香川。次こそ勝利につなげる。