大久保“地上戦”で巨人DFかき回す

 「ブラジルW杯・C組、日本-ギリシャ」(19日、ナタル)

 サッカー日本代表は18日(日本時間19日)、ギリシャ戦に向けて前日練習を行った。

 FW大久保嘉人(32)=川崎=が、巨人DFを切り裂く。ギリシャの平均身長は、身長170センチの大久保を約15センチも上回るが、「アジリティー(敏しょう性)はこっちが有利でしょ」と“地上戦”でかき回す。

 イメージは固まっている。「デカい相手からしたら(自分は)嫌な相手だと思う」話す大久保は「必ず穴がある。見つけながらやりたいし、速い選手にちょっとでも振られたら、デカい選手は絶対手が出る。どんどん突っかけたい」と意気込む。

 メンバー入りした5月12日以降、4試合に出場。1トップや左右MFなどで、高い順応性を見せる。ギリシャ戦では、1トップの先発出場から切り札としての投入など戦術的選択は幅広いが「前のポジションならどこでもできる。チームのために力になりたい」と、どこでもOKだ。

 「チャレンジャーの気持ちを持ちながらも、自信を持つことも絶対必要。いいバランスを持ってやりたい」。得点力抜群のストライカーが救世主となる。

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