「ブラジルW杯・C組、日本0‐0ギリシャ」(19日、ナタル)
仲間を信じ、ゴール前に仁王立ちした。完封した日本代表GK川島にとっては、もどかしいスコアレスドローとなった。
前半40分、DFトロシディスの強烈な一発を防ぐと、後半15分のCKの危機もきっちりと抑えた。「相手が1人少なくなってからは(守備で)おろそかになった」と振り返ったが、守備機会の少ない終盤も集中を切らさず守りきった。
もっとも、勝利にはつながらず、試合後には笑顔はなし。「いかに100回いい形ができても、点が入らないと意味はない。最後の最後で決めていれば」と、険しい表情だった。