アギーレ新監督11日来日、J徹底視察へ
日本サッカー協会は4日、ブラジルW杯後の日本代表を率いることが決まっているハビエル・アギーレ新監督(55)が11日に来日し、同日中に都内で就任会見を行うことを発表した。日本協会の原博実専務理事(55)によれば、アギーレ新監督は国内戦力の見極めと発掘へ、来日直後からJリーグを積極的に視察することを希望しているという。
アギーレ・ジャパンがいよいよ始動する。新指揮官の来日が11日で決定。同日に早速、就任会見を行う運びとなった。
この日、都内で行われた小中学生向けのトークショーに出席した原専務理事は「(就労)ビザはしっかり受け取って、しばらくはこっちにいられるようにと伝えてある」と話した。就任会見後も母国のメキシコや自宅のあるスペインには戻らず、初采配となるウルグアイ戦(9月5日・札幌ド)に向けた準備に入る。
住居選びや協会スタッフとの顔合わせも控えるが、まず取り組むことになるのがJリーグの視察だ。原専務理事は「彼も日本人の良さをもっと出せると話しているし、(就任が決まった際にはJリーグの)ビデオを送ってほしいと話していた。こっちに来たら全試合を見たいと言っていた」と語る。
さらには「全試合を直接視察することはできないが、協会で契約している世界中の試合を見られるチャンネルもある。映像などで確認できるようにしたいが、まずはメーンはJリーグになる」。16日開催のJ1の9試合を皮切りに、積極的にJ視察を行うことになりそうだ。