日本代表、初陣から“アギーレ色”に
都内のJFAハウスで15日、初の日本代表スタッフ会議が行われ、ハビエル・アギーレ監督(55)の初陣となる9月の親善試合・ウルグアイ戦とベネズエラ戦から、指揮官の意向を色濃く反映するメンバーで戦う可能性が出てきた。
会議に出席した霜田技術委員が驚いたのは、アギーレ監督が持つ日本人選手の情報量。チェックした試合はW杯や同アジア予選など代表戦にとどまらず、直近約3節分のJリーグも含まれていたという。
「この選手は映像ではこう見えるが、実際はどうなんだ?」。指揮官は日本人スタッフに次々に質問。顔合わせも含めた会議は4時間におよび「(質問があったのは)20~30人はいたんじゃないか。映像ではわからない、態度や振る舞いについても聞いていた」と霜田委員が振り返った。
指揮官は16日の浦和‐広島を皮切りに、Jリーグを幅広く視察予定。代表選考に特色を出すのは10月の代表戦からとみられていたが、9月の初陣から早くも“アギーレ色”に染まりそうだ。