岡崎うれし1トップ「マインツと同じ」
「日本代表合宿」(8日、新潟市内)
ジャマイカ戦に向けて新潟市内で6日から合宿中のサッカー日本代表は8日、冒頭15分間を除いた非公開練習を行った。所属クラブと同じセンターFWでの先発が濃厚なFW岡崎慎司(28)=マインツ=もゴールを誓った。
FW岡崎が定位置に戻ってくる。非公開で行われた実戦形式の練習では主力組の1トップに入ったとみられ、「練習から前のポジションでやらせてもらい、やっとマインツと同じプレーができる」と喜びを隠さない。
アギーレ・ジャパンの初陣となった9月のウルグアイ戦は左FWでの先発だった。続くベネズエラ戦では後半開始から1トップで途中出場。試合後に「ようやくスタートラインに立てた」と話したほど、1トップに対するこだわりは強い。
5季目となるブンデスリーガでは奥寺康彦(ブレーメンなど)を超える日本人通算最多得点記録を樹立するなど、出場6試合5得点で得点ランク単独トップを走る。「1、2回のチャンスしかない中、集中して決められているという自負がある。それを代表に戻ってもやりたい」と、自信をみなぎらせた。
10月2連戦に「死に物狂いで勝ちたい」と新体制初勝利を誓った。現在歴代3位となるAマッチ通算39得点。新潟での初ゴールを、節目の40得点目とする。