代表戦で復活!香川&乾“黄金コンビ”
「サッカー日本代表合宿」(11日、豊田)
サッカー日本代表は11日、ホンジュラス戦、オーストラリア戦に向けて愛知県内で合宿2日目の練習を行った。昨年10月の東欧遠征以来1年1カ月ぶりの代表復帰となったFW乾貴士(26)=フランクフルト=は、戦術練習で左FWに入り、FW本田、岡崎と3トップを形成した。左MFの香川とはC大阪時代に共にプレー。復活した“黄金コンビ”でアギーレジャパンの攻撃を活性化させる。
“黄金コンビ”が復活する。1年1カ月ぶりの代表復帰となったFW乾は戦術練習で左FWに入り、FW本田、岡崎と3トップを形成。「前線は自由にできて楽しい感じ。どんどん仕掛けてアピールしたい」と充実の表情で振り返った。
アギーレジャパンは初陣から4試合を終え、オウンゴールを含む3得点と攻撃陣の活性化が必要となっている。所属するフランクフルトでは直近2試合こそ出番がなかったが、トップ下や攻撃的MFとして開幕からコンスタントに出場を続ける乾に期待が集まる。
頼もしいパートナーもいる。この日チームに合流して左MFに入ったMF香川とは、C大阪時代に約2年間ともにプレー。特に09年には香川が27得点でJ2得点王、乾が20得点を量産、チームをJ1昇格に導いた。
ザックジャパン時代は同じ左MFのポジションを与えられ、2人が同時にピッチに立つ機会は限られていた。現体制の4-3-3では併用が可能となる。「拘束されるより自分はいろいろアイデアがあった方がいい」。169センチのテクニシャンは自信に満ちていた。